では、災害によって、多数の死者が発生した場合、その遺体の安置などはどのような手順で行われるのでしょうか。
災害時には、葬祭施設なども被災して安置ができなかったり、遺族が遺体を引き取ることができなかったりする場合があります。このため市町村では、まず遺体を収容して遺族に引き渡すまで安置する遺体安置所を開設します。
災害によって死亡した場合、遺体は検死・検案を受けなければなりません。これは、警察官と医師により行われますので、市町村としてそれに協力します。
また、検死・検案の終わった遺体は、身元を確認し遺族に引き渡します。引受人のない遺体については、市町村として一時保管も行います。
では、これらのそれぞれについて、少し詳しく見てみましょう。
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