避難所の設置·運営
11.発災後の対応:避難所の解消

避難所の設置は応急的なものであり、避難所施設の本来の機能を早期に回復することも必要です。そのため、住宅の応急修理の実施や応急仮設住宅の設置、民間賃貸住宅の借り上げ等の施策を講じて、できるだけ避難所の早期解消を図ることが大切です。また、福祉避難所で生活する避難者については、できる限り早期に、よりよい環境に移ることが望ましいため、福祉仮設住宅等への入居の他、関係部局と連携を図りながら、高齢者世話付住宅(シルバーハウジング)への入居や、社会福祉施設等への入所等を積極的に活用します。

なお、避難所の再編や解消に当たっては、コミュニティの維持に配慮し、住まいや仕事の確保、訪問等による個別相談、茶話会や季節行事等にも取組ながら、総合的に対応していくことが重要です。

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