避難所の設置·運営
12.在宅避難

避難所の運営に当たっては、避難所で生活する避難者だけではなく、様々な事情により、その地域において在宅で避難生活を送ることを余儀なくされた方も支援の対象となります。在宅避難者にとって、避難所は情報発信・収集の場であり、必要な物資を受け取りに来る場所でもあるため、避難所で生活する避難者にも、そのことを十分理解してもらい、無用なトラブルが起きないように留意していく必要があります。

また、在宅避難者に対しては、自治会や行政職員等の見守り機能を充実させ、特に要配慮者に対して行政が適切な対応をとり、情報、紙おむつや生理用品、食物アレルギー患者用の食材等の支援物資、医療、福祉サービスの提供が行き届くような措置を講じる必要があります。

在宅避難者については、被災者台帳の活用などによって、状況を把握し、避難所を拠点とした必要な支援が実施できるよう体制を構築していくことが望まれます。

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