医療救護
8.被災医療機関への支援

 災害による負傷者への対応だけでなく、被災地の医療機関が被災した場合の対応も、市町村にとって重要です。
 まず、被災した医療機関から入院患者を移送する場合には、その搬送先・搬送手段の確保について支援を求められる可能性があります。
 また、被災地の医療機関は、医療救護班と並んで、重要な役割を果たします。被災した医療機関の機能回復を支援することで、地域全体の医療機能を確保することができるのです。したがって、電力などライフラインの優先的な復旧について事業者との間の調整を行ったり、応急給水などを優先的に行うよう手配をしたりします。また、被災後の後片付けなどをボランティアに依頼することも考えられます。

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