広報·広聴
2.災害時の広報・広聴とは

 災害時に市町村が行う広報・広聴とは、どのようなものでしょうか。
 まず「広報」とは、被災地の住民や被災地の外の人たちに向けて情報発信することを言います。生活情報や支援制度に関する情報など、被災地内の住民が必要な情報については、漏れなく伝わるように努めなければなりません。また、被災地の外からの支援を適切に得られるよう、被災地の外に対してもきめ細やかな情報の発信が求められます。
 一方、被災者などからの問い合わせや相談に対応することを、「広聴」と呼びます。広聴では、市町村と住民とが、個別に情報のやりとりを行います。
 広聴の結果を広報に生かすなど、この2つは密接に連携することが重要です。

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