水防活動
8.決壊時の対応

 堤防が決壊すると、非常に大きな被害が発生する可能性があります。このため水防法では、堤防決壊時の対応についても定められています。
 まず、水防管理者や水防団長、消防機関の長は、直ちに決壊の事実を関係者に通報しなければなりません(水防法第25条)。
 それと同時に、水防管理者などは、たとえ決壊が起こっても、できる限り被害が拡大しないよう努めることが義務づけられています(同法第26条)。現場での水防作業は危険を伴う場合があります。作業の安全管理には十分に注意を払うことが必要です。

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