火災への対応
1.火災への対応

 地震や風水害などの災害時には、火災が発生し、消火活動が必要となる場合があります。また、林野火災をはじめとする大規模火災への対応も、災害対策としては重要です。
 消火活動そのものは、消防本部や消防団が行います。しかし、市町村の地域防災計画においても、消火活動を消防部・班として位置づけ、計画を定めておくことが必要です。
 このレッスンでは、まず、地域防災計画の中で想定すべき火災にどのようなものがあるかを紹介します。その上で、それらの火災に対応する消防機関の活動概要と、特にその中で市町村の災害対策本部として行わなければならない活動について学びます。

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