災害廃棄物対応
4.し尿の処理

 災害時には、断水が発生し、また多くの人が避難所に集まります。このため市町村は、避難所に設置した仮設トイレなどからし尿のくみ取りを速やかに行って、衛生を確保し、被災者の生活に支障が生じないようにすることが必要です。
 下水道の普及率が高い地域では、バキュームカーが不足するため、近隣の市町村やし尿処理業者などに応援を要請して、し尿の収集・処理体制を確保することが必要です。
 水害では便槽に流入した汚水のくみ取りが必要となります。
 また、仮設トイレが大量に設置された場合には、まずその設置場所を把握することが必要です。そして、計画的・定期的に、し尿の収集を行うことが求められます。

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