災害廃棄物対応
5.災害ごみ・がれき処理計画の作成

 災害時には、ごみやがれきが大量に発生します。これを迅速かつ円滑に処理するためには、廃棄物の処理計画を作り、計画的に実施する必要があります。
 まず、できるだけ早急に家屋などの被害状況や避難状況を把握し、災害ごみやがれきの「発生見込み」を検討する必要があります。発生量の推計などには、過去の同種災害での発生量原単位などを参考にします。
 被災家屋から発生する家財、電化製品については、サンプリング調査などを行うことも必要です。これは、災害ごみの発生量を推計する際の参考となるとともに、後日行われる災害廃棄物処理事業の災害査定においても必要となります。
 こうした被災地の状況把握、発生見込みをもとに、災害ごみ・がれきについて、仮置き場、運搬経路、最終処分場の決定など、処理計画を作成します。

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