応急仮設住宅·一時提供住宅の供給
2.応急仮設住宅とは

 災害によって住まいを失った被災者は、多くの場合、学校などに設けられた避難所に避難します。しかし、避難所での生活は、決して快適なものではありません。
 避難者の多くは、余震などによる二次災害の危険が小さくなり、被災した住宅の片付けや修理が進むとともに、自宅へ戻ります。また、住宅が大きな被害を受けたため、新たに転居先を見つける人々もいるでしょう。
 しかし、そのように自分の力で住まいを調達できる人ばかりではありません。経済的な問題などにより、避難所から出て新しい住まいを確保できない人々もいます。
 これらの被災者に対しては、応急仮設住宅が提供されます。避難所の生活環境は非常に厳しいことから、応急仮設住宅の建設はできる限り急がれます。

続きを読む