応急仮設住宅·一時提供住宅の供給
3.応急仮設住宅の建設手順

 すでに述べたとおり、応急仮設住宅の建設は、多くの場合、都道府県が主体となって行います。ではその中で、市町村の果たす役割は、何でしょうか。
 まず市町村が行うべきことは、被災者の入居希望調査です。次に、都道府県に対して応急仮設住宅の設置を要請し、これと並行して建設用地を選定します。建築戸数が決定されると、市町村は、入居者の募集を行います。さらに、仮設住宅が完成して被災者が入居した後は、その管理や転出などの事務処理を行います。
 以下、それぞれについて少し詳しく見てみましょう。

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