住宅・宅地被害への応急対応には、2つの目的があります。
まず第一の目的は、二次災害から人命を守ることです。そのために行われるのが、住宅や宅地の応急危険度判定です。余震による住宅の倒壊や落下物の危険があるかなどを、発災後のできるだけ早い時期に調査し、住民などに情報提供を行います。
もう1つの目的は、住まいを失った被災者に、応急的に生活の場を確保することです。このため、住宅の応急修理や障害物の除去、住宅相談などが行われます。
それぞれの対応について、少し詳しく見てみましょう。
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