応急給水
3.給水需要の把握

 それでは、実際に応急給水を行うための手順を見てみましょう。
 災害の発生後、市町村は、直ちに浄水場や配水施設、給水管などの被害調査を行います。また同時に、住民からの通報などから、断水や水道水の汚染状況を把握します。これらの情報収集を通じて、断水したり、にごりなどで水道水が使えなくなっている地域を明らかにします。
 一方、避難者の発生状況などについても情報収集し、被災者がどこにいるのかなどの動向を把握します。
 これらの結果、市町村として、給水を必要とする世帯数、人口をとりまとめます。

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