復興計画の作成
4.住民参加の仕組みづくり

 復興計画には、住民や事業者の意見を十分に反映することも必要です。
 例えば、住民・事業者へのアンケート調査や、インターネットなどを通じた意見募集を行い、幅広く意見やアイディアを集めます。復興計画は、地域全体の将来に関わる問題ですので、被災者・被災事業者に限らず、できるだけ多くの住民・事業者の意見を聞くことが大切です。住民以外の人から良いアイディアが寄せられることもあるでしょう。
 意見やアイディアを効果的に反映するためには、計画作成の途中で、段階的に内容を提示して意見募集することも望まれます。計画策定のプロセスが見えることで、住民・事業者にとって「自分たちの復興計画」という認識が深まります。
 計画検討の初めから、こうした住民参加の仕組みを考えておくことが重要です。

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