心のケア対策
9.情報提供と知識普及

 「心のケア」活動の中で、市町村の果たす最も重要な役割は、住民への情報提供と知識の普及です。
 先に紹介した「心のケア」活動の多くは、都道府県その他の機関が中心となって行われます。したがって市町村は、それらの機関と連携し、相談窓口が設けられていることなどを広く住民にお知らせします。
 また、知識の普及も欠かせません。災害後の心身の不調はストレス反応として決して異常ではないことや、相談窓口の活用などによりそれが緩和できることなど、「心のケア」についての理解を広めることも、市町村の役割です。広報紙やホームページなどを通じて日ごろから広報を行うことが望まれます。

 日本赤十字社が作成した「災害時のこころのケア」(http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/
care2.pdf

なども参考にしながら、災害時の「心のケア」に関する理解を深め、普及・啓発に努めましょう

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