ゾーニングは、隊員が活動する区域を大きく「ホットゾーン」、「ウォームゾーン」、「コールドゾーン」の3つに分けることで、効率のよい救出活動や隊員の安全管理を行うためのものです。
「ホットゾーン」とは、
・化学剤が目視で確認できる場所及び液体などによる曝露危険がある付近一帯
・人が倒れている、人がうずくまっている付近一帯
・化学剤検知機により反応がでる付近一帯
・小動物等の死骸や枯木及び枯草が確認できる付近一帯の区域をいいます。
「ウォームゾーン」とは、
・化学剤に曝露された人の1次トリアージや除染を行う場所で、汚染の管理が出来ている付近一帯をいいます。
「コールドゾーン」とは、
・化学剤が存在しない場所
・2次トリアージを行う場所、車両部署位置及び消防現場指揮本部を設置する場所の区域をいいます。
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