レベルC活動隊とは、基本的には陽圧式化学防護服以外の化学防護服に防毒マスクを併用した防護措置を施した隊をいいます。
化学物質の種類が推定できる場合とできない場合で活動区域が異なります。
化学物質が推定出来ない場合の主な活動は、コールドゾーン内での活動となります。しかし、簡易検知活動や警察などの他機関からの情報により推定ができた場合には、防護マスクの吸収缶の性能に適応できる物質であれば、ホットゾーン以外で活動するレベルB活動隊と同様の活動を行います。
また、ウォームゾーン内での活動人員に不足が生じ、効率的な活動が出来ない場合に限り、防護マスクの吸収缶の性能に適応できる物質であれば、簡易防護服、簡易防護服が無い場合でも応急的に雨合羽で除染活動のみ実施することができます。
なお、物質の濃度が分からない場合には、活動する範囲をオープンスペースのみと制限しますが、除染テント設置時には除染テント内も可能とします。
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