B災害 (監修·制作協力:相模原市消防本部、東京消防庁第三消防方面本部消防救助機動部隊)
6-3.ホットゾーンでの活動 検体の採取及び検知

 検体の採取は、主に警察機関及び保健所などの衛生部局の役割なので、白い粉などの不審物を採取する際には必ず警察機関及び保健所などと協議します。
 検体(粉など)を採取する際は、現場を荒らさないよう注意し、採取した検体は必ず密閉し、拡散しないように搬出します。
 採取した検体は、検知資機材を用いて生物剤の推定を行います。
 生物剤検知資機材で検知した結果は、消防現場指揮本部に速やかに報告し、必ず消防現場指揮本部から消防指令室、警察、保健所などの各関係機関に情報を提供し共有化を図ります。

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