④ 消防団の活動事例
2.インタビュー

阪神・淡路大震災時の消防団の活動

私達消防団は人口の約5%、565名の定数をもって活動しています。あの時の地震の時は生き埋め現場での救出、けが人の搬送、避難所の運営など色々な活動をしました。
まず、団員は自分の家族の安否を確認後、はっぴを着用、住民と協力しながら数人で一組になり、倒壊した家の中から約300名の住民を救出しました。その後、団員を使って住民の安否を確認し、その日の夕方には行方不明者がゼロであることも確認しました。
これは消防団が日頃から訓練などを通じて、実践的な知識や技術を身に付けていたこと、及び地域の結びつきの強さが可能にしたものだと思います。



いざという時に役立つ知識を学ぶことの必要性

当時の活動を振り返って感じることは、まず地方公務員も一市民としてぜひ災害時に役立つ知識を学んで欲しいと思います。初期消火、応急手当、救助活動、また安否の確認などについて、しっかりとした知識があれば災害に遭遇した場合など、自分の家族や財産、近所の人たちを守ることができます。また、あまり混乱することなく事態に対応できるようになると思います。結果として地方公務員の責務を果たす上でもプラスになると思います。
また全ての地方公務員の方々が災害時に役立つ知識を身に付けられることは、地域の防災力の向上に大きく貢献すると思います。そしてそのことは地域住民に大きな安心感を与えることに繋がります。
最後に、地方公務員の方々には住民の先頭に立って実践的な知識を学んで欲しいと思います。公務員の方々の学ぶ姿勢は家族、地域、職場において必ず良い影響を与えることと思います。その姿勢に共感し、自らも実践的な防災知識を真剣に学ぼうとする住民が増えると思います。その結果、自助、共助、公助がうまくかみ合った安全、安心な地域づくりが促進されると思います。みなさんも頑張ってください。

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