② 消防団の機能と役割
4.国民保護法制

 平成13年に発生した米国同時多発テロ、そして武装不審船事案は国民に大きな不安を与え、新たな危険に備えることの重要性を再認識させることとなり、国家の緊急事態に対処しうる態勢の整備が、ますます重要になっています。

 このような昨今の情勢を踏まえ、平成16年6月14日に国民保護法をはじめとする有事法制関連法が国会で可決され、成立しました。
 国民保護法とは、正式には「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」といいます。
 国民保護法は、武力攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、武力攻撃が国民生活及び国民経済に与える影響を最小とするため、国、都道府県及び市町村の具体的な役割分担、指定公共機関の役割、国民の保護のための措置の実施体制等について定めています。

 この中での消防団の大きな役割は、武力攻撃事態などに至った場合、市町村長の指揮のもと、避難住民を誘導しなければなりません。
 この場合、消防団は、消防長又は消防署長の所轄のもとに行動するものとされています。

続きを読む