③ 林野火災
5.事前対策

部隊と装備
 多くの山林を保有する地域の消防本部は林野火災を想定して、その地域の消防団の実状により10~15名程度を単位とて部隊を編成します。
 また、隊員に消火・監視警戒・通信連絡・補給などの任務指定をするとともに、各隊には地の利がある消防団員を指定しておくことが大切です。

事前計画
 林野火災では、早期に多くの部隊を投入して消火活動を行うことが必要であり、事前に活動計画を制作し、周知するとともに訓練により内容を確認しておくことが大切です。

出動計画
 団員召集・出動信号・偵察出動・出動準備指令などを理解し、熟知しておきましょう。

情報、連絡計画
 現場確認連絡・調達連絡・営林署・消防署・関係市町村などとの連絡体制を確認しておきましょう。

林野火災消火活動図
 等高線図に、通行可能道路・使用可能水利・林況・防火帯・点在集落・ヘリコプター離発着場・消防施設などを表示して活動図を作成、日ごろから徹底した調査で実態を把握しておきましょう。

応援体制計画
 林野火災では、火災が大規模となり、市町村の消防力だけでは、対応が困難な場合が予想されるため、早い時期から応援要請ができる体制が確保されています。その内容について把握しておきます。
 市町村によっては、応援要請のためのマニュアルを作成している場合もあるので確認しておきます。
 また、広域航空消防応援を受けて消防活動を行う場合に備え、ヘリコプターの離発着場の確保と燃料及び消防用水の補給体制などについて消防本部などが事前に取り決めている場合があるので、その内容を把握しておく必要があります。

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