③ 林野火災
8-3.林野火災の消火活動 消火活動要領

注水活動
 注水による活動が最も有効で、安全、確実な方法です。しかし、林野火災は山岳地・道路のない森林内での活動が主体のため、その活動範囲は制約されます。
 ポンプ車の進入が可能で、水源が確保できる場合はポンプ車の単独又は数台の中継、あるいはポンプ車と可搬ポンプの連携などによりホースを延長し、注水活動を行ないます。
 水利が確保できない地域では、水槽付きポンプ車、ミキサー車、給水車などにより水を運搬して、仮設水槽に水を入れ、背負式ポンプなどにより消火活動を行います。

たたき消し消火

 燃えにくい広葉樹の葉の付いた2m以上の枝木、又は、たたき消しのために作られた道具を用いて直接たたき消します。
 弱い火、小規模の場合、枯葉・落ち葉などの地表火に有効で、未燃部分から燃えてくる方向に火を追い返すようにたたきます。また1人2~3mを担当し、1列に並んで火先をたたき消します。

土かけ消火
 スコップ、鍬などを利用して燃焼実体に直接土を散布して消火します。
 弱い火・地表火に有効で、たたき消し、背負式ポンプを併用することでより効果的になります。

空中消火
 風が非常に強いときなどを除いては、空中消火が最も有効です。
 地上部隊が活動困難な急斜面や谷合、崖地などの分担区域を決め、地上消火と併用して行ないます。
 空中消火は、同じ地域に2機以上で繰り返し行ないます。

背負式ポンプ(ジェットシューター)
 草原などでの地表火の消火に有効であり、本格火災では予備注水として、また飛火警戒用としても有効に活用できます。

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