② 消火活動の基本と消防団の権限
1.消防団の権限

 消火活動を迅速、確実に行えるようにするため、消防団員には消防法で権限が定められています。
 その権限について見ていきましょう。

優先通行権
 消防車両が火災現場に出動する場合、他の車両や歩行者等に優先して通行することができます。

緊急通行権
 消防隊が一刻も早く火災現場に到着できるように、私道や構内の通路などを通行することができます。

緊急措置権

 消防隊は消火活動の際、一般の建物及びその建物の在る土地に進入することができます。
 また、それらを処分しその使用を制限することができます。
 また、緊急の必要があるときは、火災の現場附近にいる人を消火又は人命の救助などの消防作業に従事させることができます。

消防警戒区域の設定
 消火活動を効率的に行うために、火災現場では、消防警戒区域を設定して、区域内に特定の者以外の出入りを禁止もしくは制限することができます。
 この区域を設定する場合は、ロープなどを張ってはっきりと示す必要があります。
 この他に火災警戒区域があります。これは、火災ではなく、ガス、火薬、危険物の漏洩などの事故により、火災発生の危険がある場合に設定するもので、消防長又は消防署長の権限で設定することができます。

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