① 火災の現象と消火理論
4.フラッシュオーバー

 火災が発生し、拡大するしくみのうち、一般的な説を説明しましょう。
 室内の一部で火災が発生し、可燃性の家具などが燃え始めます。
 発生した火災や高温の気体によって、壁の一部が燃え始めるとともに、高温の気体が天井下にたまり始めます。
 高温の気体層が厚くなり、そこからの熱放射が強くなります。
 床面などの室内の燃えていない部分の温度が上昇し、それらの表面温度が発火温度に近くなり、室内の可燃物にいっせいに火が付き、炎が高速で広がって室内は火の海となります。
 これがフラッシュオーバーです。

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