③ 水防工法
3.洗掘防止工法

 亀裂は通常、堤防の天端やのり面に堤防と平行して生じます。
 小さな亀裂を早期に発見して処置することが必要であり特に天端に亀裂が生じた場合は大規模なのり崩れの原因になることがります。
 工法としては、かご止め工法があります。これは木の杭と鉄線を用いて土の緩みを抑えてさらに亀裂の拡大を防止する工法です。
 その他の工法はご覧の通りです。

 堤防の洗掘防止工法は、のり面の芝にかわるむしろたたみ、防水シートなどによるシート張り工法や立ちかご工法があります。
 また、枝、葉の繁茂した樹木におもり土のうをつけて洗掘部を被覆する木流し工法があります。

 設定が容易なので複数の設置により大きな効果が期待できます。
 その他の工法はご覧の通りです。

続きを読む