① 震災対策
7.水利部署

 大地震が起きた時には、断水のために消火栓のほとんどが使用できない場合や、消防水利が狭い道路に面していて、ポンプ車が入れないなど、予測できない事態が起こります。
 このような事態を念頭におき、水利部署を行う必要があります。震災時は多口放水を必要とすることから、ホース延長を短くするためにできる限り火点に近い水利に部署します。
 また、阪神・淡路大震災のときのように消火栓が使用できない場合もあることから、水利は防火水槽、河川、海水、池、プールなども活用する必要があります。
 水利から火点まで同一距離に複数の水利がある場合は、長時間活動に備えできる限り大容量の水利に部署します。

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