④ 小隊訓練
1.小隊の編成

 小隊を三分隊に分け、各分隊は、その長を含めて10人の隊員をもって編成します。
 小隊の合計隊員は、小隊長を除いて30人ということになりますが、実情では、このとおり編成させることは少なく、人員に多少の増減があるのが普通です。


 小隊の編成未了の時は、「集まれ」の号令により隊員は、かけ足で指揮者との距離5メートルを保ち正対します。
 隊員は、二列横隊となり自発的整頓をします。
 指揮者は、自発的整頓が始まると同時に横隊の長さを底辺とした二等辺三角形の頂点で部隊と適切な距離を保ち位置します。

指揮者は、「最右翼前後列員五歩前へー進め」と指示号令し、列外員が五歩進んだところで「左向けー左」の号令をかけます。
 この際、列外員は左向け左をしたのち、直ちに自発的整頓を行います。
 次いで指揮者は、「番号」の号令をかけ、隊員及び列外者は右翼から順に番号を呼称します。


 次に分隊長を指定します。
 通常の場合第一分隊長は、列外者一番、第二分隊長は、前列一番、第三分隊長は、列外者二番と指定し、次いで分隊の編成をします。
 「○番まで第一分隊」「○番まで第二分隊」「左翼第三分隊」と指示します。


 次いで「分隊長位置にーつけ」の号令によって第一分隊長は、右翼きょう導の位置に、第三分隊長は左翼きょう導の位置に駆け足でつきます。
 この場合、第二分隊長はそのままです。
 小隊の編成が終了したときは、部隊訓練を行うため、番号をかけさせます。
 この場合両翼分隊長は番号をかけません。


 小隊の隊形は、横隊、側面縦隊及び縦隊があります。
 横隊の隊形は、主として、集合、点検及び限られた場所での部隊の行動を行うのに用い、側面縦隊の隊形は、主として横隊に連携して行う行動動作に、縦隊は、主として長距離を行進する等の部隊の行動動作に用いるものです。

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