④ 小隊訓練
8.側面縦隊及び縦隊の方向変換

 側面縦隊及び縦隊の方向変換は、他の方向変換と異なって、指揮者の号令により全員が一斉に方向変換をするものではなく、先頭ごは指揮者の号令により、直ちにそれ以外のごは方向変換を行う位置に達したときに順次方向を変えます。


 方向を変換するとき、各ごが小環形を歩まなければならないため、正しい隊形を保つようにするには、旋回軸にある列員と旋回軸の右方に位置する列員との歩幅はそれぞれ異なります。


 旋回軸にある列員は、小環形を歩むとき最初の数歩(7歩程度)歩調を縮め、外翼にある列員と歩調の調整を図りながら方向を変え続けて行進し、旋回軸及び外翼以外の列員も、旋回軸にある列員に準じて、歩調の調整を図りながら方向を変え行進します。



 側面縦隊及び縦隊の方向変換では、小隊の方向変換が終わった後でも続けて行進し、停止するときは、指揮者の「止まれ」の号令によります。


 停止間において、側面縦隊及び縦隊の向きを変え、その後前進をさせない場合には、「くみぐみ右へー進め」の号令をかけ、側面縦隊及び縦隊は、部隊の深さだけ前進し、指揮者の号令により停止します。


 指揮者の指示は、後尾分隊長がまわりきったとき、「止まれ」の指示をするものです。

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