② 各個訓練、物品授受
4.辞令等の受領

 室内で賞状等を授与者から受領するときは、「授与者の席をはなれること概ね2メートルの位置」で敬礼を行います。


 辞令、賞状等を受領する際、「敬礼を行った後、直ちに前進」するのは、辞令、賞状等を受領しやすい位置に移動することを意味するものです。
 この前進は、帽子を右手に下げたまま、授与者との距離を概ね2メートルとっていた場合には、概ね1メートル前進し、授与者との距離を1メートル程度保有するようにします。
 しかし、室内の状況によっては、この前進距離を短縮し、あるいは延長しなければならないこともあります。



 前進後、帽子を左わきにはさむ時機は、授与者が辞令、賞状等を授与しようとする瞬間が適当で、受領するときは右手で行い、同時に左手を添えて、辞令、賞状等を受領し、すみやかに確認することが大切です。
 辞令、賞状等が大判のもであれば仮に二つに折ってこれを左手に移し、ついで帽子を右手に移して姿勢を整え、右足から後退して敬礼位置に戻り、再び敬礼の後、右向き又は後ろ向きをして退出します。


 辞令、賞状等を受領後、敬礼位置に戻るには、後退を概ね1メートルとしますが、歩幅で一応見当つける際は、前進と後退の歩幅の差異があるので留意します。


 室外で辞令、賞状等を受領するときは、室内における辞令等の受領の規定に準じて行います。
 ただし、主として異なる点は、授与者から概ね5メートルを隔てた位置で敬礼を行うことと、挙手注目の敬礼を行うことです。


 辞令等を受領する際、敬礼を行ったのち、直ちに前進する場合は、敬礼位置から概ね4メートル前進し、授与者との距離を概ね1メートル程度保つようにします。


 辞令等は、着帽したまま両手で受け取ってこれを確認し、次いで左手に移して姿勢を整え、概ね4メートル後退して概ねもとの敬礼位置に戻り、敬礼後退去します。


 表彰式等において賞状等の授与は一人一人に授与するのを原則としますが複数の者が受賞する場合は、同時に敬礼動作を行います。
 この場合受賞者の中央が授与者の正面に位置するように室内にあっては概ね2メートル、室外にあっては概ね5メートルの位置に一列又は二列に整列させます。


 複数の者が一同に敬礼動作を行う場合は、通常右翼に位置した者が指揮をとり、指揮者の「敬礼」の号令で室内では一斉に15度の敬礼をし、「直れ」の号令でふたたびもとに復したのち、受賞者全員が各個に受賞します。


 そののちふたたび指揮者の号令で15度の敬礼又は挙手注目の敬礼を行ったのち、指揮者の指示により退出します。

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