① 防災指導要領
11.防火診断

 各家庭を訪問して具体的に指導する、防火訪問の指導説明の例をみていきましょう。

 全国の火災件数は46,000件を超え、その死者数は1,700人以上になっています。そのうち、建物火災については、全体の6割近くを占め、中でも、住宅や共同住宅で亡くなられている方は、7割以上を占めています。さらに、65歳以上や5歳以下の方については、「逃げ遅れ」によって亡くなる割合が多くなります。

【説明文に修正を加えています(平成23年12月時点)】

 火災を未然に防ぐためには、自分たちの家から火災を出さない環境づくりが大変重要になります。そして、もしも火事になったときすぐに避難ができるか、お年寄りなど要配慮者の避難介助をする人がいるかどうか、具体的に指導することにより安全が高まるのです。

 画面にあるチェックシートを参考にして、指導の抜けがないかどうかを確認しながら指導するようにしましょう。

 また、防火診断にあわせて、火災予防のポイントについても、詳しく話し合うことが大切です。

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