② 安全管理S-KYT
1.はじめに

 このレッスンでは、災害活動の安全管理に大きな効果をあげる「危険予知訓練」をご紹介しましょう。
 駅のホームで駅員が声を出し、指で安全確認することを「指さし呼称」といいます。
 これは危険に対する集中力を高め、感性を鋭くする方法です。工場や病院など広く産業界で実施され、労働災害防止に効果をあげています。
 この手法をベースに、一般の労働現場に比べてはるかに危険度が高い災害現場で対応できるよう、全国5つの消防団の協力を得て開発されたのが、S-KYT、消防団危険予知訓練です。

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