① 災害活動の安全管理
3.水利部署

 水利部署する時は、吸水処置、ホース延長、資機材搬送などの行動が競合し、団員同士が衝突する危険があるので、他の団員の行動に注意しましょう。
 消火栓、防火水槽の蓋は、転落を防止するため、吸管を延長してから開放し、スピンドルドライバーは、吸管離脱まで抜いてはいけません。
 吸管を延長する時は、吸管のはね返りやつまずきに注意し、消火栓等に結合したら、弁を開く前に必ず吸管を引いてみて、しっかり結合しているかどうか確認します。
 消火栓、防火水槽及び池などに通行人が転落するおそれがある場合は、ロープ等で標示します。
 塀越しなどの必要な水利に部署する時は、はしごなどを使って2名以上で行います。

 河川など、転落の危険がある水利は、ロープで身体を確保して吸管投入などの作業を行います。
 積雪・寒冷時は、滑り・転落に注意し、重心を低くして小股で歩くようにして作業を行います。

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