モルタルの壁やパラペットなどは、火災の初期から中期でも倒壊の危険があります。
倒壊が予想される場合は、ロープなどで危険区域を設定して立入りを禁止します。
木造、防火造りの建物は、床抜けの危険があるので、部屋の隅や窓枠等で行動します。また、必要に応じて積載はしご等で足場を確保します。
屋根の上で注水する時は、ホースを棟の上で蛇行させて、ホースのずれや転落を防止します。
積雪又は凍結している屋根には登らないでください。
柱・はりなどに鉄骨材を使用している建物は、熱に弱く変形座屈するので注意しましょう。
倉庫や工場などの収容物の集積場所では、荷崩れが発生しやすいので、安全距離をとってください。
林場においては、木材の支持材及び裏側の燃焼状況に配慮して、安全距離をとります。
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