① 災害活動の安全管理
12.危険物対応

・エーテル、二硫化炭素、ガソリン、アルコールなどの危険物は、急激に延焼拡大するので、不用意に接近・進入してはいけません。

・ニトログリセリン、硝化綿、ピクリン酸は、加熱・衝撃により爆発する危険があるので、安全距離をとって冷却放水を行います。

・金属ナトリウム、金属カリウム、カーバイトなどの禁水性物質は、注水すると爆発的に燃焼するので、注水は絶対にせず、適合消火剤で消火します。

・木粉、澱粉、小麦粉が収容されている建物は、粉じん爆発の危険があるので、開口部の正面を避け、噴霧注水とします。

・パーメック(メチルエチルケトンパーオキサイド)は、加熱・衝撃などにより分解爆発するので、安全距離をとり、不用意に接近してはいけません。

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