① ポンプ車操法
3.第1線延長(指揮者)

 第1線延長です。
 ここからは、各隊員ごとの動きを実際の映像と図で解説します。

 指揮者の動きです。
 下車後、直ちに操作指揮位置に移動します。
 ポンプ車前方5メートル、ポンプ車右側4メートルの位置が操作指揮位置です。ここで3番員・4番員の吸管操作及び、1番員・2番員のホース延長などを監視します。
 つづいて2番員が第1ホースを延長後、おす金具を地面に置くと同時に、指揮者は1番員に先行して火点に向かって前進します。
 火点指揮位置に停止し、火点(標的)の状況を確認します。

 左に大きく向きを変え、ここで2番員からの「伝達終わり」の合図があるまで、操作の状況を監視します。
 合図のあと、右に大きく向きを変え火点状況を監視します。
 火点指揮位置は1番員から斜め右前方、おおむね3メートルとなっています。

 ここで、指揮者の動きを図で確認しましょう。
 「操作始め」の号令をかけ、下車後直ちに操作指揮位置に向かいます。
 操作指揮位置はポンプ車前方5メートル、ポンプ車右側4メートルのところです。3番員・4番員の吸管操作、1番員・2番員のホース延長などを監視します。
 2番員が第1ホースを延長後、おす金具を地面に置くと同時に、1番員に先行して火点指揮位置へ移動します。
 火点(標的)の状況を確認したあと、身体の向きを変え操作状況を監視します。
 2番員の「伝達終わり」を合図に身体の向きを火点方向に変え、状況を監視します。
 火点指揮位置と1番員との距離はおおむね3メートルです。

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