ち、最大1時間降水量で計10地点、最大3時間降
水量で計12地点、最大24時間降水量で計5地点が
観測上最も高い値となった。

この大雨に伴う人的被害、住家被害は、死者8名、

負傷者12名、全壊12、壊118、一部破損1

等となっている(

第152表

、平成25年12

月2日現在)。

 平成25年9月2日か7日に発生した風

(ア) 9月2日の竜巻

関東地方には九州北部からびる前線が

滞しており、この前線に向かってかくっ
た空気が流れ込んでおり、さらに、日中の地
上気温の上昇が加わり、大気の状態が非常に
不安定となっていた。

14時、発達した積に伴い、県

さいたま市、市、北町、
県野田市及び県東市にかけて、風速毎

5069m(田スケールF2

*2

)に達する

と推定される竜巻が発生した。

(イ) 9月4日の竜巻

台風第17号から変わった低気圧や前線に

向かってかくった空気が流れ込んだため、
大気の状態が非常に不安定となっていた。
・6時30分、高知県宿市において、風

速毎1732m(田スケールF0)に達
すると推定される竜巻が発生した。

・12時20分から13時にかけて、木

県沼市から都宮市において、及び、

町から板市において、風速毎

3349m(田スケールF1)に達すると
推定される竜巻が発生した。

・14時20分、三重県勢市において、風

速毎1732m(田スケールF0)に達
すると推定される竜巻が発生した。

(ウ) 9月7日の風

北海道付近は気圧のとなっており、大気

の状態が不安定となっており、13時30分、
北海道小市において、風速毎17
32m(田スケールF0)に達すると推定さ
れる風が発生した。

これらの風等に伴う人的被害、住家被害は、負

ア 平成25年7月28日の県及び県の大

7月26日から8月1日にかけて、かくった空

気の流れ込みにより、日本から北日本の広い範囲
で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常
に激しい雨が降った。

特に7月28日は、中国地方を中心にかくっ

た空気が流れ込み、雨が次々と発達したため、山
口県と島根県では、前中を中心に記録的な大雨と
なり浸水被害や土災害が発生した。気象庁による
と、24時間降水量では、島根県足津和野町津
和野で29日2時50分までに381.0mmとなったほ
か、1時間降水量では、山口県山口市山口で28日8
時13分までに143.0mm、同県市で28日12
時4分までに138.5mm、島根県足津和野町津
和野で28日4時44分までに91.5mmのな雨が
降り、それぞれ観測上最も高い値となった。

県外からの応援活動として、島根県へは、取県

防災航空隊が「取県と島根県の消防防災ヘリコプ
ター運航不能期間等における相互応援協定」に基づ
き、広島市消防航空隊が消防組織法第44条第1項
に基づく消防庁長官の求めにより出動し、また、山
口県へは、広島県防災航空隊、福岡市消防航空隊及
び北九州市消防航空隊が、消防組織法第44条第1
項に基づく消防庁長官の求めにより出動し、救助活
動等を実施した。

この大雨に伴う人的被害、住家被害は、死者2名、

行方不明者2名、負傷者11名、全壊49、壊
72、一部破損68等となっている(

第15

2表

、平成25年8月21日現在)。

 平成25年8月9日かの東地方中とする

8月9日、北日本では、日本海からった空気が

流れ込み大気の状態が非常に不安定となった。

この気象条件により、田県・手県を中心に記

録的な大雨となり、浸水被害や土災害が発生した。

気象庁によると、8月9日0時から10日24時ま

でに観測された最大1時間降水量が、田県市

では108.5mm、手県石町石では

78.0mmで、統計期間が10年以上の観測地点のう

*2竜巻やウンーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡に推定するため、シカ大学の田などにより考

案された風速スケールであり、F0F5の6段階で分されている。

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