傷者67人、全壊13、壊38、一部破損1,478

等となっている(

第152表

、平成25年10

月7日現在)。

 平成25年風第18
9月13日3時に小原諸島近海で発生した台風

第18号は、発達しながら日本の南海上を北上し、
16日8時前に風域を伴って知県豊市付近に
上した後、関東地方から東北地方を通過し、16
日21時に北海道の東で温帯低気圧となった。

この台風の接近・通過に伴い、日本海から北日本

にびる前線の影響や台風周辺から流れ込むった
空気の影響、さらには台風に伴う雨の影響で、四
国から北海道の広い範囲で大雨となり、浸水被害や
土災害による被害がもたらされた。

この他、和山県、三重県、木県、県、群
県、宮県及び北海道においては、竜巻等の風

(田スケールF0F1)が発生した。

気象庁は、16日5時5分、京都府、

県及び福

井県に対し、これまでに経験したことがないような大
雨になっている所があるとして、運用開始後初となる
特別警報を発表し、最大の警を呼びかけた。

この台風と竜巻等に伴う人的被害、住家被害は、

死者6名、行方不明者1名、負傷者143名、全壊
48、壊208、一部破損1,394等となって
いる(

第152表

、平成25年10月7日現在)。

 平成25年風第2
10月11日3時にマリアナ諸島付近で発生した台

風第26号は、16日明け方に大型で強い勢力で
諸島北部を通過し、その後16日15時に三沖で温

帯低気圧となった。

この台風により、東日本から北日本の太平洋側を

中心に大雨となった。

特に東京都大島町では、16日未明から1時間

100mm以上のな雨が数時間降り続き、24時
間の降水量が824mmに達するなど記録的な大雨と
なり、大規模な土災害が発生した。

この災害に対し、16日10時36分、大島町消防

本部から「東京消防庁・東京都大島町消防応援協
定」に基づく応援が要され、11月8日までの24
日間、東京消防庁の延べ2,645人が出動し、救出活
動等を行った。

また、16日11時55分、東京都知事からの要

を受け、消防庁長官が消防組織法第44条第1項に
基づく緊急消防援助隊の出動を求め、31日までの
16日間、1都4県(東京消防庁指揮支援隊、県
隊、県隊、神川県隊及び岡県隊)で延べ
479隊2,055人が出動し、救助活動等を行った。

この台風に伴う人的被害、住家被害は、死者39

人、行方不明者4人、負傷者130人、全壊88、

壊77、一部破損852等となっている(

第1

52表

、平成25年11月26日現在)。

害対の

1

害対の

雨前線の影響による大雨や台風の日本列島への

接近・上は、しばしば日本列島に大きな被害をも
たらしている。また近年は、時間強雨の回数が増
加傾向にあり、時間に局地的に非常に激しい雨が

平成25年中の主な風水害による被害状況

番号

災 害 名

主な

被災地

人的被害(人)

住家被害(棟)

都道府県の災害

対策本部設置(回)

死者

行方不明者負傷者

全壊

半壊

一部破損床上浸水床下浸水

1

島根県及び山口県の大雨

島根県、

山口県

2

2

11

49

72

68

774

1,218

2

2

8月9日からの東北地方を中心

とする大雨

東北

8

0

12

12

118

1

315

1,626

2

3

9月2日から7日に発生した突風関東

0

0

67

13

38

1,478

0

0

1

4

台風第18号(京都府、滋賀県及

び福井県に運用開始後初となる

特別警報の発表)

全国

6

1

143

48

208

1,394

3,011

7,078

6

5

台風第26号(伊豆大島などで土

災害)

関東

39

4

130

88

77

852

1,563

4,092

2

※台風第17号による災害対策本部を設置したもの

(備考)

「消防庁被害報」により作成

*3アンーパス:交する道や他の道路などの下を通過するためにり下げられている道路などの部分をいう。周囲の地面

よりも低くなっているため、大雨の際に雨水が集中しやすい構造となっている。

第5 風水害対策

災のと


100