市町村(351市、599町、138村)は常備化市町村
全体の64.6%に相当する。また、事務委をして
いる市町村数は130市町村(32市、78町、20村)
であり、常備化市町村全体の7.7%に相当する(

212

)。

消防団は、市町村の非常備の消防機関であり、そ

の構成員である消防団員は、他に本業を持ちながら
も、権限と任を有する非常特別職の地方公務員
として、「自らの地域は自らで守る」という土
護の精神に基づき、消防・防災活動を行っている。

1

消防

常備消防機関とは、市町村に設置された消防本部

及び消防署のことであり、専任の職員が務してい
る。平成25年4月1日現在では、全国に770消防
本部、1,700消防署が設置されている(

第21

1表

)。

消防職員は16万392人であり、うち性職員は

4,124人である(

第211表

第211

)。

市町村における現在の消防体制は、大別して、

〔1〕消防本部及び消防署(いわる常備消防)と

消防団(いわる非常備消防)とが併存している市
町村と、〔2〕消防団のみが存する町村がある。

平成25年4月1日現在、常備化市町村は1,684

市町村、常備化されていない町村は36町村で、常
備化されている市町村の合(常備化率)は
97.9%(市は100%、町村は96.1%)である。山
間地や離島にある町村の一部をいては、ほぼ全国
的に常備化されており、人口の99.9%が常備消防
によってカーされている。

このうち一部事務組合は広域連合により消防事

務を理している消防本部は304本部(うち広域
連合は21本部)であり、その構成市町村数1,088

消防

第章消防防災の

平成25年8月9日からの

東北地方を中心とする大雨での仙北市消防団の活動

市町村の消防組織の現況

(各年4月1日現在)

区  分

平成24年

平成25年

増減数

増減率(%)

消防本部

消防本部

791

770

21

2.7

内訳

単独

420

407

13

3.1

町・村

66

59

7

10.6

一部事務組合等

305

304

1

0.3

消防署

1,706

1,700

6

0.4

出張所

3,184

3,162

22

0.7

消防職員数

159,730

160,392

662

0.4

  うち女性消防職員数

3,952

4,124

172

4.4

消防団

消防団

2,234

2,224

10

0.4

分団

22,753

22,578

175

0.8

消防団員数

874,193

868,872

5,321

0.6

  うち女性消防団員数

20,109

20,785

676

3.4

(備考) 「消防防災・震災対策現況調査」及び「消防本部及び消防団に関する異動状況の報告」により作成

消災のと


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