神である。消防団員は、地域に居住は務する住
民により構成され、地域に密着しており、地理や住
民の居住先等の地域情報を分に把握しているた
め、大規模災害時には特に能力を発揮している。
一方、平常時の活動としては、訓練のほか、応急
手当等の普及指導や住宅の防火問の実施、広報
の発行など、各地で活発な取組が行われている。
このように、消防団は地域における身近な消防防
災のリーーとして、地域の安心・安全のため重要
なを担っている。
平成24年中における全国の消防職団員(消防職
1
東日本大震災における被災地消防団の活動をはじ
め、平成25年台風第26号における住民の避難誘導
等の消防団員の献身的な活動は、地域に大きく貢献
している。
このように全国の消防団は、地域の防災力の中心
として、を分かたず果に活動し、被害の拡大
防止や、地域住民の安心・安全の確保に貢献してい
る。その支えとなっているのが、日の訓練と「自
らの地域は自らで守る」という高な土護の精
消防の
第
第章消防防災の
消防職団員の出動及び出状況
(平成24年中)
(単位:回、人)
消防職員
消防団員
計
構成比(%)
火
災
回数
49,289
34,991
84,280
0.9
延人員
878,200
925,359
1,803,559
4.4
救
急
回数
5,802,455
566
5,803,021
61.3
延人員
17,795,536
3,094
17,798,630
43.6
救助活動
回数
86,637
1,391
88,028
0.9
延人員
1,062,570
8,462
1,071,032
2.6
風水害等の災害
回数
15,863
6,336
22,199
0.2
延人員
72,344
191,307
263,651
0.6
習・訓練等
回数
426,905
220,924
647,829
6.8
延人員
2,474,751
4,436,763
6,911,514
16.9
広報・指導
回数
364,251
97,834
462,085
4.9
延人員
1,426,618
994,404
2,421,022
5.9
警防調査
回数
469,784
15,170
484,954
5.1
延人員
1,612,700
156,527
1,769,227
4.3
火災調査
回数
47,411
25
47,436
0.5
延人員
211,498
261
211,759
0.5
特別警
回数
94,607
86,349
180,956
1.9
延人員
669,890
1,353,245
2,023,135
5.0
回数
6,361
2,412
8,773
0.1
延人員
44,487
81,584
126,071
0.3
予防査察
回数
774,055
2,002
776,057
8.2
延人員
1,867,162
36,331
1,903,493
4.7
誤報等
回数
36,732
4,080
40,812
0.4
延人員
421,643
53,255
474,898
1.2
その他
回数
675,855
148,180
824,035
8.7
延人員
2,658,913
1,420,487
4,079,400
10.0
計
回数
8,850,205
620,260
9,470,465
100
延人員
31,196,312
9,661,079
40,857,391
100
(備考) 1 「消防防災・震災対策現況調査」により作成
2 本表では、災害現場における消防活動の実施の有無にかかわらず、出動及び出向回数を計上している。
3 消防団員の救急への出動回数については、救命処置を含む応急手当、傷病者搬送等の回数を計上している。
4 小数第二位を四捨五入のため、合計等が一致しない場合がある。
消災のと
第
章
144