2
の制
救助隊は、「救助隊の編成、装備及び配置の基準
を定める省令（昭和61年自治省令第22号）」（以下
「救助省令」という。）に基づき、消防本部及び消防
署を置く市町村に設置される。人命の救助に関する
専門的な育（140時間）を受けた隊員、救助活動
に必要な救助器具及びこれらを積載した救助工作車
等によって構成され、救助隊、特別救助隊、高度救
助隊及び特別高度救助隊
＊1
の4つに分される。
平成25年4月現在、747消防本部に1,456隊設
置されており、救助隊員は24,576人となっている。
1消防本部当たり1.9隊の救助隊が設置され、1隊
に17.0人の救助隊員が配置されていることとなる。
救助活動のための救助器具等には、油圧スプレッ
ーなどの重量物排用器具、油圧切断機などの切
断用器具及び可燃性ガス測定器などの検知・測定用
器具などがあり、発生が懸念されている大規模地震
事故種別救助活動件数の状況
火災
4,797件
（8.6）
交通事故
16,080件
（28.7）
水難事故
2,644件
（4.7）風水害等
自然災害事故
307件（0.5）
機械による事故
989件（1.8）
建物等に
よる事故
21,383件
（38.1）
ガス及び
酸欠事故
399件
（0.7）
破裂事故
7件（0.0）
その他
9,497件
（16.9）
救助活動件数
56,103件
（平成24年中）
（備考） 「救助業務実施状況調」により作成
事故種別救助人員の状況
火災
1,870人（3.2）
交通事故
21,610人
（36.4）
水難事故
3,745人
（6.3）
風水害等
自然災害事故
1,152人（1.9）
機械による事故
1,185人（2.0）
建物等に
よる事故
19,962人
（33.6）
ガス及び
酸欠事故
397人
（0.7）
破裂事故
9人（0.0）
その他
9,408人
（15.9）
救助人員
59,338人
（平成24年中）
（備考） 「救助業務実施状況調」により作成
事故種別救助出動及び活動の状況
（平成24年中）
事故種別
区分
火 災
交通事故
水難事故
風水害等
自然災害事故
機械に
よる事故
建物等に
よる事故
ガス及び
酸欠事故
破裂事故
その他
計
救助活動件数
4,797
（8.6）
16,080
（28.7）
2,644
（4.7）
307
（0.5）
989
（1.8）
21,383
（38.1）
399
（0.7）
7
（0.0）
9,497
（16.9）
56,103
（100.0）
救助人員
1,870
（3.2）
21,610
（36.4）
3,745
（6.3）
1,152
（1.9）
1,185
（2.0）
19,962
（33.6）
397
（0.7）
9
（0.0）
9,408
（15.9）
59,338
（100.0）
消
救助出動人員
161,777
（13.2）
362,353
（29.5）
78,888
（6.4）
5,033
（0.4）
23,174
（1.9）
313,116
（25.5）
12,518
（1.0）
462
（0.0）
271,271
（22.1）
1,228,592
（100.0）
救助活動人員
65,372
（12.4）
159,731
（30.4）
36,816
（7.0）
3,359
（0.6）
10,272
（2.0）
163,244
（31.1）
4,160
（0.8）
77
（0.0）
82,373
（15.7）
525,404
（100.0）
消
救助出動人員
78,734
（74.0）
1,561
（1.5）
2,941
（2.8）
1,203
（1.1）
84
（0.1）
1,487
（1.4）
136
（0.1）
0
（0.0）
20,316
（19.1）
106,462
（100.0）
救助活動人員
17,660
（68.2）
185
（0.7）
1,513
（5.8）
1,038
（4.0）
3
（0.0）
19
（0.1）
5
（0.0）
0
（0.0）
5,488
（21.2）
25,911
（100.0）
1件当たりの救助活動人員
17.3
9.9
14.5
14.3
10.4
7.6
10.4
11.0
9.3
9.8
（備考） 1 「救助業務実施状況調」により作成
2 （ ）内は構成比（％）。単位未満四捨五入のため、合計等が一致しない場合がある。
3 「救助出動人員」とは、救助活動を行うために出動したすべての人員をいう。
4 「救助活動人員」とは、救助出動人員のうち実際に救助活動を行った人員をいう。
5
「建物等による事故」とは、建物、門、、へい等建物に付帯する施設又はこれらに類する工作物の壊による事故、建物等内にじめられる事故、
建物等にまれる事故等をいう。
6 「その他」とは、上記事故種別以外の事故で、消防機関による救助を必要としたものをいう。
＊1救助省令に基づき、人口10万人以上の消防常備市町村には、特別救助隊が設置され、中市等では1以上の特別救助隊を高
度救助隊とし、また、東京消防庁及び政令指定都市では、1以上の高度救助隊を特別高度救助隊とすることとされている。
第5 救助体制
消災のと
第
章
178