とを目的に、昭和47年(1972年)から全国消防
救助技術大会が毎年開催されている(主催:一般
団法人全国消防協会、後援:消防庁他)。
全国消防救助技術大会は、上の部と水上の部に
分かれており、それぞれの部に隊員一人ひとりが基
本的な技能を練する「基訓練」、隊員個人の技
能とともに隊員間の連携を練する「連携訓練」、
さらに、使用する器材や訓練要領等を定めず出場隊
員の創意工のもと訓練想定から救助方法までを
露する「技術訓練」が行われる。
第42回大会は、平成25年8月22日に全国9ブ
ロックから選された967人(上の部717人、
災害やテロ災害に備えて、より高度かつ専門的な機
能が必要とされている(
第253表
)。
消防庁としては、救助工作車及び救助器具等につ
いて、緊急消防援助隊設備整備費助金及び地方交
付の置を講じることなどにより、その整備の促
進を図っている。
3
消防技術の
救助活動に必要な体力、精神力、技術力をうと
ともに、全国の救助隊員が一同に会し、競い、学
ことを通じて他の模範となる救助隊員を育成するこ
特殊災害対応自動車
特別高度工作車
重機及び重機搬送車
化学剤検知器
(化学物質同定装置)
大型除システム載車
大規模震災用高度救助車
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