活動期間

災害名

出動都道府県

出動人員

活動概要

17

3.20

(1日)

福岡県西方沖を震源と

する地震

大阪府、熊本県

(1府1県)

指揮隊

1隊

航空隊

2隊

3隊12人

福岡県西方沖を震源とする最大震度6弱の地震が発

生。大阪府及び熊本県から指揮支援部隊、航空部隊が

出動し情報収集活動を行った。

4.25~28

(4日間)

平成17年

JR西日本福知山線車

事故

大阪府、京都府、岡山県

(2府1県)

指揮隊

8隊

救助隊

19隊

消火隊

3隊

救急隊

20隊

後方支援隊

20隊

航空隊

4隊

74隊270人

兵庫県尼崎市において、JR西日本の7両編成の速

車が脱線、沿線のマンションに衝突し1階の駐車場

にくいむ事故が発生。

な空間の上、駐車場の自

動車からのガソリン漏れがあり、エンジンカッター

等の火花が発生する救助資機材が使用できないこと

から救助活動に時間を要した。緊急消防援助隊は、尼

崎市消防本部及び兵庫県内応援隊と協力し4日間に

わたり救助、救急活動を実施し240人を救助(うち緊

急消防援助隊の救助人員42人)した。

19

1.30

(1日)

奈良県吉野郡上北山村

土れによる車両埋

没事故

京都府、大阪府、和歌山県、三重

(2府2県)

指揮隊

1隊

救助隊

1隊

航空隊

5隊

7隊30人

奈良県吉野郡上北山村の国道169号沿いの崖の落

により行中の乗用車が埋没し3人が生き埋めにな

る事故が発生。情報収集活動を実施するとともに、救

助活動及びヘリコプターによる救急搬送を行った。

3.25~26

(2日間)

平成19年(2007年)

能登半島地震

東京都、京都府、大阪府、兵庫県、

富山県、福井県、滋賀県

(1都2府4県)

指揮支援隊

4隊

指揮隊

4隊

救助隊

13隊

消火隊

25隊

救急隊

21隊

後方支援隊

13隊

航空隊

5隊

その他

2隊

87隊349人

能登半島で最大震度6強の地震が発生、平成16年新

潟県中越地震以来の大規模な出動となり、2日間にわ

たり壊建物等における検活動、情報収集活動を

行った。

4.15

(1日)

三重県中部を震源とす

る地震

愛知県

(1県)

指揮隊

1隊

航空隊

2隊

3隊12人

三重県中部で最大震度5強の地震の発生に際し、航空

部隊等が出動し情報収集活動を行った。

7.16~23

(8日間)

平成19年(2007年)

新潟県中越沖地震

宮城県、福島県、栃木県、埼玉県、

東京都、神奈川県、富山県、石川

県、山梨県、京都府

1都1府8県)

指揮隊

2隊

後方支援隊

4隊

航空隊

9隊

15隊110人

新潟県中越沖を震源とする最大震度6強の地震が発

生し、家屋壊、土れ等により甚大な被害をもた

らした。1都1府8県から緊急消防援助隊が出動して

情報収集、救急及び人員搬送等の活動を行った。

20

岩手県

6.14~17

(4日間)

宮城県

6.14~19

(6日間)

平成20年(2008年)

岩手・宮城内陸地震

北海道、青森県、宮城県、秋田県、

山形県、福島県、茨城県、栃木県、

群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、

神奈川県、新潟県、富山県、石川

県、山梨県

(1都1道15県)

指揮支援隊

7隊

指揮隊

9隊

救助隊

27隊

消火隊

48隊

救急隊

33隊

後方支援隊

71隊

航空隊

16隊

211隊1,025人

岩手県内陸南部で最大震度6強の地震が発生し、岩

手、宮城両県の内陸部・山間部で家屋壊、土れ

等の甚大な被害をもたらした。当初岩手県知事から

要請を受けて岩手県の被災地へ出動していた部隊

を、宮城県知事からも要請を受けたことから、3県隊

(山形県、千葉県、埼玉県)の応援先を変更した。さら

に、15日には、岩手県内で活動していた1都2県隊(東

京都、秋田県、福島県)について宮城県栗原市への部

隊移動を行った。緊急消防援助隊は、発足後、初めて2

つの県に及活動となり、6日間にわたり救助活動、

情報収集活動等を行った。

7.24

(1日)

岩手県沿岸北部を震源

とする地震

宮城県、秋田県、山形県、福島県、

茨城県、栃木県、埼玉県、東京都

(1都7県)

指揮支援隊

3隊

指揮隊

7隊

救助隊

7隊

消火隊

33隊

救急隊

10隊

後方支援隊

33隊

航空隊

5隊

その他

1隊

99隊379人

岩手県北部で最大震度6弱の地震が発生。当初の発表

が最大震度6強であったことから「大規模地震におけ

る緊急消防援助隊の迅速出動に関する実施要」に

基づき、地震発生と同時に指揮支援部隊長(仙台市消

防局)及び航空部隊(茨城県、栃木県)に出動要請。そ

の後、岩手県知事からの要請を受け1都7県から出動

し、情報収集活動等を行った。

218.11

1日)

駿河湾を震源とする地

東京都、山梨県、愛知県

(1都2県)

指揮支援隊

3隊

航空隊

3隊

6隊29人

平成21年8月11日前5時7分、駿河湾を震源とす

るマグニチュード6.5、最大震度6弱の地震が発生し

た。静岡県知事の要請に基づき、指揮支援部隊(東京

消防庁、名古屋市消防局)及び航空部隊(山梨県及び

愛知県)に出動をめ、1都2県東京都、山梨県、愛知

県から6隊29名が出動し、情報収集活動及び指揮支

援活動を行った。

233.11~6.6

(88日間)東日本大震災

北海道、青森県、秋田県、山形県、

茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、

千葉県、東京都、神奈川県、新潟

県、富山県、石川県、福井県、山梨

県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知

県、三重県、滋賀県、京都府、大阪

府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥

取県、島根県、岡山県、広島県、山

口県、徳島県、香川県、愛媛県、高

知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊

本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、

沖縄県

(1都1道2府40県)

指揮支援隊

159隊

指揮隊

414隊

救助隊

854隊

消火隊

1,853隊

救急隊

1,734隊

後方支援隊

3,441隊

航空隊

244隊

その他

155隊

8,854隊30,684人

平成23年3月11日14時46分、三陸沖を震源とする

マグニチュード9.0、最大震度7の地震が発生、大きな

れに加えて津波による被害、原子力発電所事故及

び石油コンビナート火災等、広範囲にわたり大きな

被害が発生した。緊急消防援助隊法制化後初めてと

なる、消防組織法第44条第5項に基づく消防庁長官

の指示等により、全国44都道府県から緊急消防援助

隊が出動し、消火・救助・救急活動を88日間にわたり

行った。

2510.16~31

(16日間)

平成25年台風第26号

による伊豆大島の災害

埼玉県、千葉県、東京都、神奈川

県、静岡県

(1都4県)

指揮支援隊

7隊

指揮隊

4隊

救助隊

65隊

救急隊

2隊

後方支援隊

21隊

特殊装備隊

9隊

航空隊

9隊

117隊518人

(精査中)

台風第26号の記録的大雨(24時間824ミリ)により、

伊豆大島(東京都大島町)で大規模な土石流が発生し

た。東京都知事の要請に基づき1都4県から緊急消防

援助隊が出動して多数の壊家屋や土からの救助

活動を実施した。今回のは、離島における大規模

災害に緊急消防援助隊が出動した初めての事例であ

り、部隊や車両の輸送に大きな困難があったが、自衛

隊と連携し、航空機による緊急輸送(隊員57名、車両

13台)を行った。

(備考) 出動隊数及び人員は、消防庁の集計による。

197