また、負傷者数は6,826人と前年(7,286人)に比
べ460人(6.3%)減少しており、8,850人を記録した
平成17年以降減少傾向となっている(
第113
)。
ア 1日たの火災による死者数47人
平成24年中の1日当たりの火災による死者数は
4.7人となっている(
第112表
)。
火災による死者数、人10人た13人
火災による死者の状況を都道府県別にみると、東
京都が116人で最も多く、次いで大阪府が106人、
県が91人の順となっている。一方、死者が最
も少ないのは、島県で5人、次いで沖縄県で6人
の順となっている。
これを人口10万人当たりの火災による死者数で
比すると、最も多いのは山県で3.62人、最も
少ないのは沖縄県で0.42人となっている。
なお、平成24年中の人口10万人当たりの火災に
よる死者数は、全国平均で1.36人となっている(
第
118表
)。
火災による死者1月か3月及び12月にく
発生
平成24年中の火災による死者発生状況を月別に
みると、例年、火気を使用する機会が多い1月から
3月まで及び12月に多くなっており、平成24年中
も、1月から3月まで及び12月の火災による死者
数の平均は月に220人(年間の月平均は143.4人)
に上っており、この4か月間に年間の火災による死
者数の51.1%に当たる880人の死者が発生してい
る(
第114
、
資Ⅱ10
)。
22時か
時での時間帯の火災でく
の死者が発生
平成24年中の火災100件当たりの死者発生状況
を時間帯別にみると、22時から
6時までの時
間帯で多くなっており、同時間帯の火災100件当
たりの死者数の平均は6.9人で、全時間帯の平均3.9
人の1.77倍となっている(
第115
、
資
Ⅱ11
)。
都道府県別の火災による死者の状況
(平成24年中)
都道府県
死者数
(人)
10万人当たり死者数
(人)
都道府県
死者数
(人)
10万人当たり死者数
(人)
1 北海道
61
1.11
25 滋 賀
16
1.15
2 青 森
36
2.60
26 京 都
37
1.46
3 岩 手
34
2.58
27 大 阪
106
1.22
4 宮 城
48
2.08
28 兵 庫
70
1.26
5 秋 田
20
1.84
29 奈 良
9
0.64
6 山 形
21
1.81
30 和歌山
16
1.57
7 福 島
45
2.26
31 鳥 取
11
1.87
8 茨 城
55
1.86
32 島 根
11
1.54
9 栃 木
40
2.01
33 岡 山
27
1.40
10 群 馬
38
1.91
34 広 島
41
1.44
11 埼 玉
81
1.13
35 山 口
34
2.35
12 千 葉
91
1.48
36 徳 島
5
0.64
13 東 京
116
0.91
37 香 川
15
1.49
14 神奈川
70
0.78
38 愛 媛
32
2.22
15 新 潟
51
2.16
39 高 知
15
1.97
16 富 山
19
1.75
40 福 岡
61
1.21
17 石 川
17
1.47
41 佐 賀
7
0.82
18 福 井
10
1.25
42 長 崎
22
1.54
19 山 梨
31
3.62
43 熊 本
29
1.59
20 長 野
40
1.86
44 大 分
16
1.34
21 岐 阜
36
1.74
45 宮 崎
14
1.22
22 静 岡
35
0.93
46 鹿児島
36
2.11
23 愛 知
72
0.99
47 沖 縄
6
0.42
24 三 重
18
0.98
合計/平均
1,721
1.36
(備考) 1 「火災報告」により作成
2 平成24年3月31日の住民基本台帳による。
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