死因火傷、次いで一
中・
がい
平成24年中の火災による死因は、火傷が581人
(33.8%)と最も多く、次いで一酸化素中・
が535人(31.1%)となっている(
第119表
)。
れによる死者が539
死に至った経過をみると、平成24年中の火災
による死者数(放火自者等をく。)1,323人の
うち、逃げ遅れが713人で53.9%をめている。
その中でも「発見が遅れ、気付いた時は火が回
り、に逃げ道がなかったと思われるもの(全く気
付かなかった場合を含む。)」が239人と最も多く、
全体の18.1%をめている(
第11
、
資Ⅱ12
)。
火災による経過別死者発生状況(放火自殺者等除く)
火災による死者
(放火自殺者
等を除く。)
1,323人
(平成24年中)
その他
35人(2.6%)
不明・調査中
431人(32.6%)
(備考) 「火災報告」により作成
いったん、屋外へ避難後、再進入した
と思われるもの。出火時屋外にいて
出火後進入したと思われるもの。
20人(1.5%)
着衣着火し、火傷(熱傷)あるいはガス
中毒により死亡したと思われるもの。
124人(9.4%)
避難行動を起こしているが逃げきれなかっ
たと思われるもの。
(一応自力避難したが、避
難中、火傷、ガス吸引により、病院等で死亡し
た場合を含む。)
226人(17.1%)
判断力に欠け、あるいは、体力的条件が悪く、
ほとんど避難できなかったと思われるもの。
100人(7.6%)
逃げれば逃げられたが、逃げる機会を失った
と思われるもの。
97人(7.3%)
延焼拡大が早かった等のため、ほとんど避難
ができなかったと思われるもの。
51人(3.8%)
発見が遅れ、気付いた時は火煙が回り、既に
逃げ道がなかったと思われるもの。
(全く気
付かなかった場合を含む。)
239人(18.1%)
逃げ遅れ
713人(53.9%)
火災による年齢階層別死者発生状況(放火自殺者等除く)
12
13
7
15
12
23
16
41
33
51
65
88
128
136
126
180
370
(0.19)(0.24)(0.12)(0.25)(0.19)(0.32)(0.20)(0.42)(0.36)
(0.64)(0.85)(1.06)
(1.21)(1.75)(1.78)
(3.01)
(4.71)
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
0
50
100
150
200
250
300
350
400
0~56~1011~1516~2021~2526~3031~3536~4041~4546~5051~5556~6061~6566~7071~7576~8081~
(人)
(人)
(平成24年中)
全年齢層における平均:1.04人
(歳)
5歳以下の幼児の死者数12人(0.9)
65歳以上の高齢者の死者数834人(63.0)
(備考) 1 「火災報告」により作成
2 ( )内は、人口10万人当たりの死者数を示す。
3 「死者数」については左を、
「人口10万人当たりの死者数」についてはを参
4 年齢不明者7人を除く。
5 人口は、人口推計(平成24年10月1日現在)による。
人口10万人当たりの死者数
死者数
47