(52.6%)減少している(
第1119表
)。
林野火災の出火件数を月別にみると、平成24年
中は4月に最も多く発生しており、次いで1月、5
月と、空気の乾燥している時期に多くなっている
(
第1127
)。
林野火災の出火件数を焼損面積の段階別にみる
と、焼損面積が10a未の林野火災の出火件数は
1,175件で、全体の99.7%をめている(
第11
20表
)。
林野火災を出火原因別にみると、たき火によるも
のが332件で全体の28.2%をめ最も多く、次い
で、火入れ
*2
、放火(放火の疑いを含む。)の順と
なっている(
第1121表
)。
平成24年中の車両火災の出火件数は4,549件で、
前年に比べ580件(11.3%)減少し、死者数は
129人(放火自者等60人を含む。)で、前年に比
べ16人(11.0%)減少している。
また、車両火災による損害(車両火災以外の火
災種別に分類している車両被害はく。)は21
3,506万円で、前年に比べ1925万円(4.9%)
減少している(
第1122表
)。
出火原因は、放火(放火の疑いを含む。)、排気管
がそれぞれ624件(全体の13.7%)と最も多くなっ
ている(
第1123表
)。
建物火災の放水開時間別損状況
(平成24年中)
区分
別
知から
放水開始まで
出火件数
(件)
1件当たりの
焼損床面積(m
2
)
1件当たりの
焼損表面積(m
2
)
1件当たりの
放水ポンプ台数(台)
延焼率
(%)
放水した
建物火災
5分以内
1,397
839
558
54.7
49.9
62.0
8.8
8.8
5.8
3.2
3.1
3.331.3%
5分をえ10分以内
6,394
3,801
2,593
86.7
85.6
88.2
9.0
8.9
6.2
3.9
3.9
4.035.2%
10分をえ15分以内
3,576
2,007
1,569
96.7
87.4
108.6
7.9
8.3
5.7
4.0
3.9
4.236.4%
15分をえ20分以内
910
429
481
132.2
120.2
142.9
6.9
7.3
7.3
4.0
3.9
4.135.6%
20分をえるもの
570
276
294
100.6
76.6
123.0
10.7
14.1
8.1
3.4
3.4
3.430.4%
放水した建物火災全体
12,847
7,352
5,495
89.8
83.7
98.0
8.6
8.8
6.2
3.9
3.8
4.034.9%
全建物火災(放水しなかった火災を含む。)25,58314,34611,237
45.7
43.3
48.8
4.6
4.8
3.4
1.9
1.9
2.019.5%
(備考) 「火災報告」により作成
火災の状況
平成23年
平成24年
増減数
増減率
出火件数(件)
2,093
1,178
915
43.7%
焼損面積(a)
207,093
37,187
169,906
82.0%
損害額(千円)1,017,060
190,288
826,772
81.3%
死者数(人)
19
9
10
52.6%
(備考) 「火災報告」により作成
建物火災の火所要時間別1件た損状況
778件
812件
1,540件
1,450件
1,233件
1,089件
907件
1,981件
2,975件
0
400
800
1,200
1,600
2,000
2,400
2,800
3,200
5分以内
6~10分
11~20分
21~30分
31~40分
41~50分
51~60分
61~90分
91分以上
(件)
3.4m
2
6.7m
2
16.9m
2
34.5m
2
53.0m
2
100.3m
2
89.7m
2
101.3m
2
189.8m
2
1.4台
1.7台
2.2台
2.8台
3.5台
3.8台
4.5台
4.8台
5.9台
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
(100m
2
:台)
(平成24年中)
(備考) 1 「火災報告」により作成
2 「火所要時間」とは、消防隊が放水を開始してから、現場の最高指揮者が再燃のおそれがないと決定するまでに要した時間をいう。
3 「1件当たり焼損床面積」及び「1件当たり出動ポンプ台数」は火所要時間により整理している。
4 「火災件数」については左を、
「1件当たり損害床面積」、
「1件当たりポンプ台数」についてはを参
火災件数(件)
1件当たり焼損床面積(m
2
)
1件当たり出場ポンプ台数(台)
*2火入れ:土地の利用上、その土地の上にある立木、その他の堆積物等を面的に焼する行
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