人工呼吸

人工呼吸は、気道確保をしたまま親指と人差し指で鼻をつまみ、口を覆い1秒間息を吹き込む。

吹き込む息が漏れないように、親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみ、口を大きく開けて傷病者の口を覆って、1秒間息を吹き込みます。胸が上がることを確認して、2回吹き込みます。

人工呼吸をして胸が上がらない場合は、胸が上がるまで人工呼吸をくり返す。

胸骨圧迫の中断時間は10秒以内にとどめ、胸が上がらない場合でも、2回までとし、胸骨圧迫を再開しましょう。

口に吐物や血液がある場合など、人工呼吸がためらわれる時は行わなくてもよい。

このような場合は、胸骨圧迫のみを続けてください。人工呼吸は、可能な場合のみ実施しましょう。