直接圧迫止血法

出血が多いときは、直接圧迫止血法で出血部位をきれいなハンカチやガーゼでしっかりとおさえて止血する。

大出血に対しては、直接圧迫止血法で止血します。片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら止血しましょう。

傷病者の血液に触れても全く問題ないため、持ち物を確認せずに素手で直接圧迫止血を実施した。

救助者の感染予防のために、ビニール手袋・ゴム手袋・ビニール袋等で手を覆ってから止血しましょう。

体重60kgの人には約5Lの血液があると考えられ、その3分の1(約1,6L)を失うと生命が危険な状態になる。

出血が多い時は、速やかに止血の手当をしなければなりません。1.6Lは500mlペットボトル約3本分になります。

直接圧迫止血法を片手で実施しても止血できない場合は、両手で体重を乗せながら圧迫すると止血できる場合がある。

圧迫にもかかわらず出血がおさまらないときは、圧迫位置が出血部位からずれていたり、圧迫する力が弱い場合があります。