保温法

保温とは、人工的に熱を加えることではなく、体表面からの放熱を防ぐ処置により、傷病者自身の適正な体温を保つことをいう。

衣服・体幹が濡れている場合は、気化熱によって体温が奪われるため、乾いたタオル等で拭いてから保温します。

毛布が2枚あったため、1枚を床に敷いて、その上に傷病者を寝かせて、更に残りの1枚を体にかけて保温した。

地面やコンクリート床などに寝かせる場合は、体が接触している部分から体温が奪われるため、可能であれば毛布を体の下にも敷くことが大切です。