総務省消防庁
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那須野 純花さん (20代) 神奈川県 川崎市幸消防団 インタビュー

入団を考えている女性の方たちへ

那須野 純花さん(20代) 広告代理店 川崎市幸消防団第3分団

那須野 純花さん

普段のお仕事ぶりを教えてください。

 広告代理店で働きながら、高校生の頃に立ち上げたゴミ拾いのチーム活動や耳つぼセラピストの資格を活かし、人と繋がることを目的とした地域活動を行なっています。
 これまで地元川崎が好きで、地場野菜の販売をマルシェとして定期開催したり、外部講師として高校で通年授業をさせてもらったり、地元ウェブメディアでのライター経験を通して地元の魅力発信に力を入れてきました。

那須野 純花さん

消防団を知ったきっかけ、入団に至った経緯は何ですか。

 令和元年東日本台風の被害を受けた中原区での土砂撤去のお手伝いがきっかけです。
 武蔵小杉駅周辺が冠水し、一軒家やマンションの入り口には水没した電化製品や家具がたくさん片付けられていて、自分の背丈より高い山になっていました。 私が駆けつけた2、3日前からヘドロ撤去が進められていたそうで、当日はコンクリートの道路の上に広がっている砂を水で洗い流す作業を行いました。
 それでも風が吹くたびに乾いた砂がほこりのように舞い上がりやすくなっていたので、健康に影響が出る前に手を打ちたい状況でしたが、こういった際に役に立つ色んな意味での防災や災害の知識や実働経験を積み、少しでも地域の力になりたいと消防団に入団しました。

那須野 純花さん

消防団ではどのような活動をしていますか。

 新人研修では心肺蘇生法講習や訓練礼式、ポンプ操法訓練を受け、自主訓練では目が見えない人や耳が聞こえない人に向けた救済方法を学びました。
 また、日々の定例会の出席や点検では、消防団員同士が顔を合わせることで、自分が住んでいるエリアの情報について理解を深めたり、意見を交わしたりしています。

那須野 純花さん

女性として消防団に入ってご自身に何か変化はありましたか。

 消防団に入り、一緒に活動する3分団の皆さんが性別や年齢等に関わらず一団員として対等に接してくださるおかげで、団員であることに自信が持て、普段の生活でも肩書きや立場に捕らわれることなく平等に活動できる機会を望むようになりました。むしろ、それぞれが得意とすることを認め合うような、そんな価値観が芽生え始めた気がします。

那須野 純花さん

仕事との両立、家庭との両立はできていますか。

 消防団での活動が地元での活動となるので、地元を身近に感じることで仕事も捗っている気がします。消防団に入団したことでできた繋がりや、地元の人とのコミュニティが増えたことで、家族以外にも大切に思える人が増えたように思えます。
 ご近所間で顔が見える付き合いができることは、何かで困った時にすぐ助け合える環境でもあると思うので、今後とも大切にしていきたいと思っています。

那須野 純花さん

消防活動のやりがい、活動して良かったこと、魅力等を教えてください。

 街中にいる消防団ですが、消防団となかなか日常的に接点を持つことが少ないせいか「私、消防団やってるんです!」と周りの人に話すと、普段からどんな活動をしているのか取り組みについて聞かれることが多いので、話したり発信することで、消防団員の存在を知ってくれたり興味を示してくれる人がいると嬉しく思います。
 また、団員間でも助け合いの精神がすごいので、なにか困ったことがあった時でも、地元の人や団員の繋がりを活かして、すぐ助けを求められるというのは魅力だと思います。

那須野 純花さん

入団を考えている女性の方たちへメッセージをください。

 まずはやってみる精神を大切に、入団してみてほしいです。実際に自分が活動しているイメージが湧かなくても、きっと個人の力が活かされる場がたくさんあるはずです。女性ならではの視点やこれまでの経験を活動に活かせるのも強みだと思います。地域間の繋がりが広がることも、自身の生活にも良い影響を及ぼすことができると思っています。

那須野 純花さん

消防団に入って印象に残っていることはありますか

 訓練礼式やポンプ操法の一連の流れには、いざという時にすぐ動けるよう決まりがあると先輩団員から教えてもらったことが一番印象深かったです。
 持ち物を大切にするため点検を行ったり、無駄な動きを減らすためにひとつひとつの動作に決まりが定められていたり、行動の意味や理由を知ることで、日々の活動に意欲的に参加していこうと思えるようになったことを覚えています。

那須野 純花さん

これからやってみたいことはありますか

 2020年はコロナの影響により、街中の行事や消防団の活動でもこれまでとはまた違った年だったと思うので、終息したら消防団としてはもちろん、地元のお祭りに参加したり、行事を手伝ったり、活動を通じで出会った地元との関わりをより発展させていきたいと考えています。終息の目処が立つまでは、実際に会えなくとも、地元の人と接点を持てる機会や環境を大切に、困りごとに寄り添える環境を整えていきたいです。

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