総務省消防庁
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女性消防団員/グループホーム勤務 新家美樹さん

新家 美樹さん 松山市消防団女性分団 団員

新家美樹さん

普段のお仕事ぶりを教えてください。

 グループホームで入居されている方のケアプランを作成しています。入居者やご家族から「ありがとう」と言っていただいたとき、この仕事をやっていてよかったなと思います。
 消防団に入団してからは、施設での消防訓練に積極的に関わるようになりましたし、応急手当の方法を身に付けたことで、入居者に万が一、何かあった時に対応できるという自信にもなりました。

消防団を知ったきっかけ、入団するに至った経緯は何ですか?

 自分の住む地域のためにできることはないかと思い、インターネットで調べてみると、女性消防団の活躍が目に留まりました。以前から防災活動に興味があったので、これだ!と思い、入団しました。

新家美樹さん

消防団ではどのような活動をしていますか?

 応急手当の指導がメインですが、火災予防週間にあわせて独居高齢者宅の防災訪問や広報活動などを行っています。私はまだ経験がありませんが、災害時の避難所活動を支援することも女性分団の役割ですので、いざという時に役に立てるよう、訓練に参加しています。

ご家族の反応はいかがでしたか?

えっ!お母さんが?!かっこいい(笑)できるの?!
 最初はそう言っていましたが、今では家族みんなが応援してくれています。

新家美樹さん

仕事との両立、家庭との両立はできていますか?

 職場の理解と協力があり、活動に参加できています。家族も応援してくれているので助かっています。

新家美樹さん

消防団に入ってご自身に何か変化はありましたか?

 防火・防災への意識が高くなりました。さらに知識をつけたいと思い、防災士の資格も取得しました。

新家美樹さん

消防活動のやりがい、活動して良かったこと、魅力等を教えてください。

 地域とのかかわりができ、顔見知りも増えました。普通に生活していたら出会えなかった方や、幅広い年代の方と関わることができて、災害時だけでなく、普段の生活で困った時にも助け合い、相談できる関係ができました。

新家美樹さん

入団を考えている女性の方たちへメッセージをください。

 あまり難しく考えず...まずは、やってみよう!です。私もそうでした。入団するとき、女団の先輩に「無知ですけど大丈夫ですか...?」と聞くと、「やる気があることが一番!」と歓迎してくれました。今も、先輩方が丁寧に指導してくれて、できることは任せてくれて、自分自身も少しずつ成長できているんじゃないかな、と思っています。
 「人の役に立ちたい」という気持ちを行動に。まずは、やってみよう!と伝えたいです。

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消防団入団の手続きなどについては、各市町村ごとに定められていますので、居住地(または勤務地・通学先)の市役所・町村役場または最寄りの消防署にお問い合わせください。